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徳島杉 TSウッド伐採ツアー その2 [自分の家の木の山を見に行く]

いよいよ

朝、ホテルで朝ごはん(これはこれで、子供が落ち着かなくて大変でしたが)
新神戸駅前のHDS神戸に、9時集合。

TSウッドの和田さんが迎えてくれました。
和田さんの熱い思いはこのあたりで
TSウッドハウス協同組合 和田善行さんに聞く
http://kino-ie.net/interview_191.html

私たちを含めて、全12人+2人マイクロバスに乗って出発。
関西の方を中心に、東京、沖縄までという面々
施主から、設計にかかわる方々まで

早速出発し、神戸淡路鳴門自動車道をとおって、淡路島、鳴門の渦を見ながら徳島入り
途中、淡路のたまねぎの話など含めながら、移動しました。
今回、いつもであれば、「徳島県国産材需要開発センター」にて、さまざま試験を見せていただくわけですが、いち団体だけで、土日に試験場に動いてもらうのは難しくなり、徳島県産木造住宅展の一環として、やってもらうことになったとのこと。それらが午後になってしまったので、とりあえず、「県産木造住宅展」の会場、沖洲マリンターミナルへ。
各団体の住宅の写真等の展示がされていました。各団体、さまざまな方法で木材を使った木の提案をされていました。さすがに木材産地という感じです。
ここがTSウッドハウス協同組合のブース

TSウッドの木材を使ったwildcraftの、椅子と机がありました。
http://www.cedarflex.net/index.html
この椅子、持ち上げると軽い、さすがは杉材

マリンターミナルで昼食のあと、眉山のふもとの、徳島県国産材需要開発センターに移動13:00より、始まりました。

試験場の方々より、徳島県産の木材のさまざまな試験を行っているという説明がありました。
もともと、構造材として、一時期、使えないとされていた杉、それは強度の問題とされていたが、実際に実験をするうちに、十分な強度があるものとわかった。
なぜなら、昔の強度の出し方は、実際の大きさの木材を用いず、小さな木材での確認をしていなかったため、実際の実力は見ていなかったためという。その後、そんなことは無かろうと、実際の大きさの木材にて、強度試験を行い、現在に至るところまでのお話をしておりました。
実際に、このあたりは、TSウッドの方々もかかわったということです。(そのあたりは、試験場の方はされませんが....)。実際に、杉が構造材として長年使われており、それはおかしいのでは?という疑問が、強度実験で実証したということになります。

先に受付で、4つの3cm四方の積み木のような木材を4つ渡されました。
これは、それぞれ、すべて違う木で、それぞれなんでしょう?という質問をされました。
1. 檜(ひのき) 日本
やはり、香りが強い、白い、心が赤い
2. ホワイトウッド(オウシュウトウヒ) 北欧
白い、匂いは少ない、
3. 杉(すぎ) 日本
檜にぐらべれば、香りは弱いが、木の香りがする。
4. 米杉(べいすぎ) 北アメリカ
年輪の間隔が広い、すっきりとした木目、匂いはあまりしない

シロアリの実験
実際に、シロアリの中にいれて試験したあとの木材を見せていただいた。
日本に自生する檜、杉は、大変、対蟻性が高い。
もともとシロアリの少ない場所で自生する海外産の木材は、対蟻性としては弱い
ということを、実際の目で見ると、すごいですね。まあ、シロアリの中に木材を置いたとはいえ、こんなに簡単に分かれてしまうとは....






実際の、シロアリも見せてもらいました。シロアリ自身は、最終的に木材等を、自然に戻してくれます。それ自身は、木材を作り出す上や、最終的に分解して土に戻すうえで、重要です。が、家が建ってしまってからは、できるだけ避けたいのはあります。

シロアリ実験は、シロアリの巣の真上においた場合の条件だそうである。
ただ、実使用上のシロアリの中にいれる最悪な条件で、これが悪いというわけではないということを理解する必要がある。

現在、外材のさまざまなものが建材として使われています。シロアリ対策をより考えないと使えないということになります。
地元の材料を使えっていう、意味がわかります。

杉の中でも、黒身の心材、赤身の心材、白身の心材に、実際にシロアリを乗せると、黒芯が一番避けられ、次に赤身、白太に集まっていきます。

このあたりをみても、土台のシロアリに近いところは、黒芯をつかっておくほうがよいということがわかります。

乾燥処理と防腐処理
乾燥は釜に入れて、人工乾燥をおこなうものの紹介と
防腐処理は、釜に入れて、いったん空気を引き、薬剤をいれて浸し、今度は加圧、中まで浸透させることをするそうです。

どちらも、TSウッドは、葉枯乾燥、防腐処理はしないので、ここは実際を見るだけです。

杉の梁の強度試験
さて、やっと、クライマックス
実際の梁にする木材を、折る試験です。
実物大(縦125×幅245×長さ360cm)の平角の材
このように、圧力をかけていきます。

そして、9.4トンもの重さを加えて、やっと折れました。

目の前で、だんだんと反っていき、パキ、パキ、バンといいながら、実際に折れ始めても耐えて、耐えて、だんだん割れる様は、実際に見てみないとわからないですね。
柔軟性をもって、じっと耐えながら割れていくのは、木の特性をいかしていき、地震などにも柔軟に耐えられる、軽くて強い建材な杉です。
実際に、この方法で何百本も折って、数値化し、杉は十分な強度をもった木材という数値化したということです。節などもほとんど問題ありません。

曲げに対する強さを、ヤング係数という指標で出すそうです。
この徳島の杉は、ヤング係数90をこえた物だそうです。これは、他の強いとされている木材とかわらず、杉の場合は、軽くて強いという特性を持つそうです。

しかしながら、最近は、実際に使う建材を折ることをせず、トンカチでたたいて、その振動によって、強度確認をする装置も紹介されていました。これなら、折らずに計れて、現場でも使えそうです。

体力壁のテスト
実際に、いろいろな体力壁を作って、壊れることの無い構造の研究のための装置

横に、力を加えて、実際の測定を見せてくれます。ただ、壊れるまで見るのは数時間かかるということなので、動きだけを見ることになりました。

最後に、杉の床材と、コルクの床材の上にはだしで乗り、冷たさの体感をするというものでした。この日は寒く、どちらもヒヤッと少しはするのですが、杉のほうがそれが感じづらい。

実際に物を見るというのはとても大事と実感。
百聞は一見にしかずとは、このことです。

このとき、娘はバギーで寝てたので、よく見れました。

次は、TSウッドのモデルハウス「ゆたか野の家」の見学です。
TSウッドは、山と木材の林業家の組合なのにもかかわらず、こんな家を建ててほしいと提案のために建てられたモデルハウスです。


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コメント 3

たいせい

 はじめまして。私のBLOGへコメント下さりありがとうございました!
 木材による白アリの好みの差、大変勉強になりました。
 TSウッドハウス協同組合の取り組みも素晴らしいですね。
 参考にさせていただきたいと思います。
by たいせい (2007-12-18 11:14) 

tsk

たいせいさん、コメントいただいてました。
今、どこでどうやって作られてきたか、知るツアーは、より家を建てる
ということに、安心と自信と楽しさを感じています。
by tsk (2007-12-26 10:40) 

tsk

沖縄から参加されたクロトンさんを勝手にリンク

http://www.croton.jp/works/other/odm/bassai2007/tour2007_2.htm
http://crotone.ti-da.net/e2070273.html
by tsk (2008-04-10 01:04) 

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