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大工さんの思い出 [たてもの]

前に少し書いたかもしれませんが、前の実家を作ったのは、自分のおじいちゃん。
いろいろなところで、上棟についていったり、小さいころしていました。

ほぞをほって、調整して、組み上げていく、そしてあわせこんで、家の骨組みが組みあがっていく、そんな風景を、覚えています。

ふと、今回、実家にいって、家の話をしたとき、母親が、
「おじさんがいたらねぇ、良いうちを建ててくれたのだけど」
という言葉が。おじさんも大工さんでした。
曲がった木材とか、ほぞほって、組み合わせて作ってなんでもできたのにねぇ。
今じゃそんなこともしてくれないだろうねぇ。
(残念ながら、おじさんもおじいちゃんも亡くなってしまっています)

といっているのを聞いて、
じぶんの根底にあるのはここからなのかと、つくづく知らされました。

私の家は、大工さんが、大工の技術をつかって、木組の家が建つ予定です。
金物はほとんど使わないでしょう。

おじいちゃんや、おじさんが作っていた、「木組の家」、これが最大の自分がこだわったところです。

母親に木組の家を建てるよなどと、一言も言っていなかったのに、そんな言葉がでてきてなんか、うれしい気がしました。

このあいだ、近所の上棟されたばかりの家を、じっと、嫁が見ていて、あんなに簡単に建ててしまうの?上棟された組み合わされた木を見て、あんな組み合わせで大丈夫なの?と
彼女の口からこんな言葉が出てくるとは思ってませんでした。
もちろん、いまどき、耐震の計算はばっちりなのでしょうが、それでも、見た目にも美しくない(もちろん最後に隠れてしまいますが)
私には、最初から違和感が感じていたのです。
デザイン重視もいいのですが、大工さんの力を発揮できる、そんな家がほしかったのです。

まだ、これからですが、そんな家を建てられるようにがんばってます。


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roy

お祖父様は大工さんなのですね
昔からの本当の職人さんの仕事を見ているので
”いいもの”がよく分かるのですね

職人さんの作るものっていうのは本当に素敵ですね
憧れます
roy家もせっかくなら
「職人さんの仕事」というのを見てみたいという思いがあります
by roy (2007-09-28 15:51) 

tsk

いいものを自分がわかっているかは微妙かなぁ。
建築家がどんな良い設計をしてくれたところで、実際に建てるのは大工さんなどの職人じゃないですか。それを見抜く能力はありません。それは建築家さんが頼りですよ。
昔は当たり前だったことが、いまは短い期間で、マニュアル通り出来て、結果がでれば良い時代ですから。心意気とか気遣いとかそんな領域が発揮してもらえば、いいものになるのではないですかねぇ。
はっきり言って、難しい時代、ですねぇ。

私自身の仕事のやり方にも、心に突き刺さる内容です。
by tsk (2007-09-28 23:49) 

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